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開業・運営ノウハウ

カフェのカトラリーは何本必要?12席・20席の計算例と発注表

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席数の倍だけで買わない、カトラリーの必要数の決め方。12席・20席の仮定例、洗浄待ちと予備の計算、販売単位での切り上げ、無料発注表を用意しました。

明るいカフェの準備台に並べたフォークとスプーン、白いカップ。
先に、この記事の結論

種類別に「客席で使う数+洗浄・回収待ちの数+予備」を足して購入数を決めます。席数だけで一律に2倍へせず、メニューと洗浄間隔を当てはめて、少量で使用感を試してから発注しましょう。

必要数は「使用中+戻ってこない数+予備」で出す

カトラリーは、お客さんが使っている間だけでなく、下げた後から洗浄・乾燥・収納が終わるまで次の人に出せません。満席12人だから12本、という買い方では回収した直後の入れ替わりに対応できないことがあります。

編集部の準備用の式は、必要数=同時使用数+再使用できるまでに滞留する数+予備です。万能な標準本数ではなく、自店の条件を整理する式です。フォーク、食事用スプーン、ティースプーンは別々に計算します。例えば食事とデザートで同じ形のスプーンを新しく出すなら、同じお客さんに2本使う場面も数えます。

カトラリーの必要数を分ける。客席で同時に使う本数。回収から再使用まで待つ本数。交換用の予備を足す
カトラリーの必要数を分ける(編集部作成)

12席・20席の本数を条件付きで計算する

次の数字は実測や業界の標準値ではなく、発注方法を説明する仮定です。全員が使うものは席数を同時使用数とし、洗浄待ちは下げてから再使用までに滞留する最大数を見積もりました。予備も店ごとに変えます。

カトラリー必要数の仮定例
店舗・種類同時使用洗浄待ち予備必要数
12席・フォーク12本6本4本22本
12席・食事用スプーン8本4本4本16本
12席・ティースプーン12本6本4本22本
20席・フォーク20本10本6本36本
20席・ティースプーン20本10本6本36本

12席のフォーク22本を6本入りで買うなら、4セット=24本です。1本売りとセット売りは、必要数をそろえた総額で比較します。ナイフを使わないメニューなら席数分を一律に買わず、使う料理の同時注文数を基準にします。

洗浄待ちの数は、試営業で置き換える

空いている時間に食器を1枚洗う速さだけでは、ピーク時の在庫は分かりません。来店が続いて洗い場に戻れない時間も含めて、未洗浄・洗浄中・乾燥待ちのカトラリーを数えます。その最大数を式の「洗浄待ち」に入れます。

一巡目の客が食事中に二巡目の準備が始まると、食事中の数と洗浄待ちが同時に増えます。試営業では15分ごとなど決めた間隔で在庫を記録し、「棚に残る清潔な本数が一番少ない場面」を探してください。足りなかった本数を追加するだけでなく、回収の頻度と洗い場の担当を変えて減らせる待ちも見直します。

食器全体は12席カフェの皿・カップの必要数、洗浄の設備は小さなカフェの食洗機の判断方法で整理できます。

12席・フォークの仮定例。同時使用12+洗浄待ち6+予備4。必要22本/6本入りなら4セット。24本を購入し試営業で調整
12席・フォークの仮定例(編集部作成)

無料発注表で、単品価格と買う総額を分ける

カトラリー発注表を保存(CSV・無料) →

登録不要。ExcelやGoogleスプレッドシートで開けます。見本は架空の条件です。

CSVには必要数・販売単位・購入セット数・購入本数・セット価格・商品代・送料の欄を用意しています。見本の価格は空欄です。実際の見積もりを入れて使ってください。計算式は入っていないため、購入セット数は「必要数÷セット本数」を小数点以下切り上げで記入します。

例えば必要22本で6本入りなら4セット、必要16本なら3セットです。すでに使える在庫がある場合は、必要数から在庫を引いた不足分で計算します。異なる柄や長さのものは、店の使い方で代替できるか確認してから在庫に含めます。

購入前は、一本を実際の料理と収納で試す

カトラリーの購入前チェック
確認する場面見るポイント
料理を食べる口当たり、重さ、皿との大きさの相性
洗う・しまう洗浄方法への対応、乾燥、収納ケースに収まる長さ
追加で買う品番、販売単位、補充時に同じものが買えるか
接客する落とした時にすぐ交換できる予備の場所

素材の名前だけで耐久性や扱いやすさを決めず、購入する品番の取り扱い表示を確認します。見栄えのために形を増やし過ぎると、洗浄後の仕分けと補充の手間も増えます。小さなお店はメニューに必要な種類へ絞る方が管理しやすくなります。

必要な種類と本数が決まったら、次の楽天市場の食器・カトラリー関連の検索から候補を比較できます。検索先の商品は変わるため、単品・セットの区別と材質、長さを商品ごとに照合してください。

開業後1週間は、買い足す理由を記録する

不足、曲がり、紛失、用途の変更を分けて記録します。毎日数が減るなら追加購入だけで済ませず、下げ膳や廃棄時に混ざっていないか確認。特定の時間だけ不足するなら、その時間の洗浄待ちと提供する順番を見直します。

最初の数は仮置きです。1週間の営業記録で必要数を更新し、補充にかかる日数を踏まえて追加注文します。使わない種類を抱えるより、同じ品番を少量ずつ補充できる購入先を確保しておくと調整しやすくなります。

よくある質問

席数の2倍あれば足りますか?

必ず足りるとは言えません。1人が使う本数、回転の重なり、洗浄待ちで変わります。この記事の式に自店の最大使用数を入れて確認してください。

12席ならフォーク24本でよいですか?

同時使用12本・洗浄待ち6本・予備4本なら必要22本で、6本入り購入なら24本です。条件が違う店に24本を一律におすすめするものではありません。

開業時から大量に買う方が安いですか?

余剰在庫や変更による買い直しも費用です。まず少量で試し、販売単位と追加購入のしやすさを含めて総額を比べましょう。

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